演出作品

日本×フィンランド演劇プロジェクト『行こう!野ウサギ』

2017.12 飯能市市民会館 小ホール(埼玉) / 早稲田小劇場どらま館(東京)

演出:ユハ・マケラ / 黒澤世莉
劇作家:クリスチャン・スメズ
(原作:アルト・パーシリンナ
翻訳:宇井久仁子 / 黒澤世莉)

フィンランド独立100周年記念事業

撮影:保坂萌

作品概要

現代のフィンランド。仕事にも家族にもうんざりしている中年男が、郊外を運転中に野ウサギを轢きかける。男は車を降り、野ウサギを探しに出たまま姿を消してしまう。彼は怪我をした野ウサギを保護し、共に過ごすことで、少しずつ自分自身を取り戻していく。という20ヶ国語に翻訳、映画化もされたフィンランドのベストセラー小説を元に、クリスチャン・スメズが前衛的な遊び心を目一杯詰め込んで演劇化、こちらも大ヒット作となった。予想もつかない奇妙な笑いの連続と、それなのになぜか感動してしまうラストシーン。北欧から来た演劇の概念を覆す問題作、史上初のフィンランド語から日本語への直接翻訳にて、日本初演。

出演者

尾崎冴子(M.M.P)
菊池美里(ECHOES)
木内コギト(\かむがふ/)
小谷真一(J.CLIP)
ヒザイミズキ
松本一歩(平泳ぎ本店)

大浅絹子
野元結水

劇場

飯能市市民会館 小ホール(埼玉) / 早稲田小劇場どらま館(東京)

日程

2017年12月2日(土)〜12月23 日(土)

黒澤世莉の振り返り

国際共同制作でした。ユハさんとは長いこと日本の小劇場演劇を紹介したり仲良くしていたので、一緒に公演ができたことは嬉しかったですね。